植木の先祖返りについて【野田市 流山市 柏市】
2023/11/03
こんにちは、石塚造園の石塚です。
今回は、植木の剪定において注意したい「先祖返り」についてお話ししたいと思います。
先祖返りとは、植物が本来の性質から異なる形や性質を示すことを指します。植木においては、本来の葉の形や大きさから異なる葉が生えてくることを指します。
先祖返りは、さまざまな原因によって起こりますが、剪定が最も大きな原因です。特に、剪定によって枝を切り詰めすぎると、枝の基部から本来の性質の葉が生えてくることがあります。
先祖返りを起こした葉は、通常の葉よりも生長が旺盛で、見た目が悪いだけでなく、樹勢を弱める原因にもなります。そのため、先祖返りを起こした葉は、見つけ次第根元から切り落とす必要があります。
先祖返りを防ぐためには、剪定の際には、枝を切り詰めすぎないようにすることが大切です。また、剪定の際には、不要な枝や枯れ枝を切り落とすようにし、樹形を整えることも重要です。
具体的には、以下の点に注意しましょう。
- 剪定は、樹勢の落ち着いた時期(春先、秋口)に行う
- 剪定する枝の長さは、2分の1程度にとどめる
- 枝を切り落とす際には、切り口が目立たないようにする
また、先祖返りを起こしやすい樹種としては、以下のようなものが挙げられます。
- カイヅカイブキ
- ヒノキ
- スギ
これらの樹種を剪定する際には、特に注意が必要です。
ちなみに載せてる写真はチャボヒバになります。
植木の剪定は、適切な時期と方法で行うことが必要です。先祖返りを防ぐためにも、剪定を行う際には、十分に注意しましょう。
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